■ STORY ■
かって大天使ルシフェルは神を倒し自らが神になるべく、
天使の3分の1を自らの陣営に取り込み神に戦いを挑んだ。
この天使と悪魔の戦いは終わりなく続き永き時が刻まれる。
しかし時と共に地獄にも変化が起き始めていた。
その場所は地獄と天国の中間に位置し戦火の真っ只中にあった。
そこはまさにグレーゾーンというべき場所であり、悪魔と天使が共存していた。
その場所に天使と悪魔の子が生まれたのもまた必然であった。
この天使と悪魔の子は天使には忌み嫌われ悪魔として扱われた。
しかしその純粋さゆえに彼らは次第に暗黒天使と称されるようになった。
その身柄は悪魔の庇護下でその強大な能力に関係なく最下級悪魔とされた。
そんな中、マモン庇護下の暗黒天使は自らの地位を確立すべく独立した。
地獄の七君主が力を蓄えるために眠りについていることを利用したのだ。
待っていたかのようにルシファーに反旗を翻したのはベルゼブルであった。
ベルゼブルは庇護下の暗黒天使を使い魔界の王になるべく画策していた。
魔界の王ルシファーはこれに激怒し力を使えぬ自らの代わりに、
庇護下の暗黒天使を使い討伐に動き出した。
七大君主のうちの三人の対立で他の君主も中立でいられなかった。
アラストルやベルフェゴール、リリス、ベヒモスもまた参戦をやむなしとした。
皮肉にもこうして暗黒天使は己の地位を確立する機会を与えられたのだ。
地獄の七大君主と暗黒天使の思惑が、
地獄全土を巻き込み地獄の覇権を賭けた戦いとなった。
こうして地獄の命運を賭けた戦いは彼ら暗黒天使の手にゆだねられたのである・・・・
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